緑茶の成分「カテキン」に含まれる代表的な効能を6つご紹介します!
ダイエットに役立つ成分として注目を集めているカテキン。緑茶の主要成分であるカテキンにはダイエット以外にも多くの効能があることが最近の研究で明らかになりました。
「緑茶に含まれるカテキンの効能」のページでは、カテキンに含まれる殺菌作用、活性酵素消去作用、抗ウィルス作用、コレステロール抑制作用、抗アレルギー作用などの主な効能についてご紹介します。
緑茶に含まれるカテキンの効能を知り、毎日のお茶を美味しく、楽しく、健康的にご活用ください!。
緑茶に含まれるカテキンの効能① ダイエット作用
ダイエット中には揚げ物やバター、マヨネーズ、バラ肉、サーロインステーキなど高脂肪な食事は禁物。でもどうしても食べたい時がありますよね!
緑茶に含まれるカテキンは、これら高脂肪な食事を取った時に体内への脂質の吸収を防ぎ内臓脂肪を減らす効果があります。
緑茶に含まれるカテキンは80mg/杯ほどなので、1日に4〜5杯の緑茶を飲むとよいでしょう。
ただし、ダイエットを成功させたい方はカテキンのダイエット効果へ過剰な期待はおすすめしません。どうしても食べちゃった時のお守り程度に。
緑茶に含まれるカテキンの効能② 抗菌・殺菌作用
緑茶に含まれるカテキンは、細菌性の食中毒の原因となるコレラ菌、ボツリヌス菌、O-157などへの強力な殺菌作用を持っています。
最近では、胃の粘膜にすみつく最近「ピロリ菌」の除菌効果もあるという研究結果がでているようです。
毎日適量の緑茶を飲んで病院いらずの細菌に強い健康的な体を作りましょう!
緑茶に含まれるカテキンの効能③ 活性酸素消去作用
病気や老化の原因のひとつとされている活性酸素は強い酸化作用を持ちます。人間の体は酸化すると細胞の老化が早まり病気や老化の原因になるのがその理由。
緑茶に含まれるカテキンには、活性酸素を消去する効能や酸化を防ぐ抗酸化作用が含まれているので体の細胞の老化をおさえる働きがあります。
私も細胞の老化を防ぐため毎日飲んでいたコーヒーを緑茶に切り替えました!
緑茶に含まれるカテキンの効能④ 抗ウィルス作用
緑茶に含まれるカテキンには、インフルエンザやカゼなどウィルスの粘膜感染を防ぐ効果があります。
インフルエンザが流行る12月〜3月ころには緑茶でうがいをしたり緑茶を室内へ噴霧するとお茶を効果的に活用することができます。
薬に頼らない昔ながらの暮らしの知恵を活用して毎日健康な体づくりに励みましょう!
緑茶に含まれるカテキンの効能⑤ コレステロール抑制作用
動脈硬化の原因とされる悪玉コレステロール。緑茶に含まれるカテキンの抗酸化作用は悪玉コレステロールの酸化を防止します。
また、悪玉コレステロールの上昇をおさえ、善玉コレステロールを増やすコレステロール抑制作用も確認されています。
狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など命にかかわる病気を引き起こす可能性がある動脈硬化。運動や食事に合わせて緑茶を取り入れ体質を改善しましょう。
緑茶に含まれるカテキンの効能⑥ 抗アレルギー作用
アレルギー疾患により医療機関を受診する患者数が増えている昨今。緑茶に含まれるカテキンはアレルギーの原因物質ヒスタミンを抑える作用をもっていることが知られています。
緑茶に含まれるカテキンを体内に摂取することでヒスタミンの増加を抑制し、かゆみやくしゃみの症状をおさえてくれます。
私の子どももアレルギー体質なのですが毎日緑茶を飲んでいます。
緑茶に含まれるカテキンの効能への過剰な期待は禁物です!
ここまで緑茶に含まれるカテキンの代表的な効能をご紹介してきました。
ほかにも、口臭・虫歯予防、抗癌作用、血糖値・血圧の上昇抑制、腸内環境の改善、消臭などカテキンの効能はたくさんあります。
ただし、緑茶に含まれるカテキンの効能への過剰な期待は禁物です。緑茶を意識的に飲みはじめて一気にダイエット、病気、老化、コレステロール値、アレルギーが治るということはありません。
毎日の生活に緑茶を取り入れ、少しづつ良い体を作っていく。毎日の積み重ねが大事だと思います。
先祖代々、緑茶を生活に取り入れお茶を文化まで昇華させた私たち日本人なら難しいことではありませんね!