お茶の分量を少し多めにし、濃い目に出すのが冷茶を美味しく作るコツ。
冷茶は低い温度で入れるため渋味成分を抑え、甘味や旨味成分(アミノ酸)がしっかり浸出するのが特徴です。
冷茶の入れ方(作り方)のページでは、家庭用にティーバッグで入れる冷茶の作り方や急な来客用に手早く入れる方法、冷茶の甘味や旨味をじっくり楽しむ方法の3つの入れ方・作り方をご紹介します。
水出し法(式) 冷茶の入れ方
冷茶を入れる最も一般的な方法はティーバッグを使った水出し煎茶。
冷水ポットにたくさんの水出し冷茶を入れておくと夏場のちょっと喉が渇いた時などにとても便利です。
以下にティーバッグを使って作る水出し冷茶と少量の冷茶を飲みたい時に便利な急須を使って作る水出し冷茶の2種類をご紹介します。
水出し法で冷茶を入れる道具
- グラス
- ティーバッグ
- 冷水ポット1L(または急須)
※急須で水出し冷茶を入れる場合はグラスと急須のみ。
水出し法で冷茶を入れる手順
水出し法で冷茶を入れる2つの方法、ティーバッグで入れる手順と急須で入れる手順をご紹介します。
急須で入れる水出し法
① 急須に茶葉を入れ水を注ぎます。
① お茶の成分が浸出するまで3〜5分待ちグラスに注ぎます。
ティーバッグで入れる水出し法
① ティーバッグを2袋用意し、5gずつ入れます。冷茶は濃い方が美味しいので味が濃く出る深蒸し煎茶などがおすすめです。
② 冷水ポットにティーバッグを入れ水を注ぎ20分ほど冷蔵庫で冷やします。水は沸騰させたお湯を冷ましたものか、浄水器を通した水を使いましょう。
③ グラスに冷茶を注いで完成です。ポットの中の冷茶を美味しくいただくには1日くらいで飲みきることをおすすめします。
水出し法で冷茶を入れる材料とレシピ
ティーバッグで入れる水出し法の材料とレシピ
茶葉の量 | 5g×2袋 |
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水の量 | 600〜800ml(お好みで) |
浸出時間 | 冷蔵庫で20分 |
急須で入れる水出し法の材料とレシピ
茶葉の量 | 3g / 1人 |
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水の量 | 60ml / 1人 |
浸出時間 | 3〜5分 |
急冷法(ロック式) 冷茶の入れ方
急いですぐに冷茶を入れる必要がある時は急冷法で。
急冷法(ロック式)の冷茶の入れ方は、他の入れ方と違い短時間で冷茶を入れることができるのが特徴。急なお客様など急いでいる時にご活用ください。
急冷法で冷茶を入れる道具
- 耐熱グラス(容量200mlくらい)
- 急須
急冷法で冷茶を入れる手順
① 濃い目のお茶を作る。1杯分3gの茶葉を急須に入れ熱めのお湯を注ぎます。1分ほど浸出させます。
② 氷を入れた耐熱グラスに急須からお茶を注ぎます。お茶を氷に当てるように入れるのがコツです。
急冷法で冷茶を入れる材料とレシピ
茶葉の量 | 3g / 1杯 |
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水の量 | 60ml / 1人 |
浸出時間 | 1分 |
湯の温度 | 80〜85℃ |
氷の量 | 適量 |
氷出し法(式) 冷茶の入れ方
氷で茶葉をじっくり浸出させる氷出し法。濃厚な旨味を楽しむ玉露や上級煎茶に合う冷茶の入れ方です。
氷出し法(式)で冷茶を入れる道具や手順、材料、レシピなどを以下にご紹介します。玉露や上級煎茶などを冷茶で楽しむ時にご活用ください。
氷出し法で冷茶を入れる道具
- グラス
- 急須または湯冷まし
氷出し法で冷茶を入れる手順
① 急須か湯冷ましの上に茶葉を広げ、茶葉の上に氷を数個置きます。
② 氷が溶けたらグラスに注ぎます。
氷出し法で冷茶を入れる材料とレシピ
茶葉の量 | 3g / 1杯 |
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浸出時間 | 氷が溶けたら飲みごろ |
氷の量 | 適量 |