緑茶(日本茶)は健康や美容に効果的な様々な効能があると言われています。お茶に含まれるカテキン、カフェイン、テアニン(アミノ酸)、ビタミン、ミネラルなど成分をご紹介。
私達の生活に馴染みの深い緑茶(日本茶)。昔の日本人は薬として飲んでいたと言われています。
最近では、緑茶(日本茶)の成分が科学的に解明されお茶は健康、美容へ効果があることがわかるようになりました。
緑茶の効能のページでは、緑茶(日本茶)の主な成分と健康効果や美容効果をご紹介しています。
緑茶(日本茶)の成分
緑茶(日本茶)の味や健康・美容効果に影響を与える主要成分はカテキン、カフェイン、アミノ酸、ミネラルの4つ。
カテキンはお茶の渋味や苦味のもとになる成分で抗酸化作用や抗菌作用が期待でき、カフェインは軽やかな苦味のもとになる成分で覚醒作用があると知られています。
アミノ酸(テアニンやグルタミン酸など)は旨味や甘味のもとになる成分で、ミネラルは体の機能を調整するのに役立つ成分で特に老廃物の排出を促すカリウムが豊富に含まれています。
以下に緑茶(日本茶)の健康・美容効果をご紹介します。
→ 緑茶に含まれるカテキンは特に優秀! 緑茶に含まれるカテキンの効能で詳しくご紹介しています。
緑茶(日本茶)の健康促進効果
がん予防
緑茶(日本茶)に含まれるカテキンは、がんになる過程でがんの発生を抑制する作用があると言われています。
風邪、ウイルス予防
緑茶(日本茶)はインフルエンザなどのウイルスの粘膜感染を阻止する働きがあると言われています。インフルエンザが流行する季節にはお茶うがいや室内への噴霧が有効とされています。
食中毒予防
緑茶(日本茶)はコレラ菌やボツリヌス菌、0-157などの食中毒を引き起こす最近に対して抗菌・殺菌作用があるとされています。最近では胃炎の原因とされるピロリ菌除去の効果も明らかになっています。
疲労回復
緑茶(日本茶)を飲むと頭がスッキリとし、集中力が高まると言われています。さらにお茶を飲むことでアミノ酸(テアニン)がα波を出しリラックス効果もあるとされています。
コレステロール上昇抑制
緑茶(日本茶)は動脈硬化の原因である悪玉コレステロールの酸化を防止するほか、悪玉コレステロールの上昇を抑制し、善玉コレステロールを増やす作用が確認されています。
アレルギー予防
緑茶(日本茶)に含まれるカテキンには花粉症やアトピーなどアレルギーの原因物質ヒスタミンをおさえ、かゆみやくしゃみなどの症状を抑えてくれる効果があるとされています。
緑茶(日本茶)の美容効果
ダイエット効果
緑茶(日本茶)に含まれるカテキンは、脂質が体内へ吸収されることを防ぎ、内臓脂肪を減らす効果があります。食中や食後にお茶を飲むと効果的とされています。
美肌効果
緑茶(日本茶)に含まれるビタミンCは肌荒れや老化防止に役立ちます。茶殻(お茶を出した後にのこる茶葉)は肌を丈夫に保つ水不溶性のβ-カロテンなどが含まれています。
上記でご紹介したほかにも、緑茶(日本茶)には口臭・虫歯予防(オーラルケア)、腸内環境の改善、招集、DNAの突然変異を抑えるなどの効果もあるとされています。